2012年7月13日金曜日

東京百景36「サンシャイン通り森永ラブ」

時期でいうと1984年頃、自伝的要素を取り入れたフィクション「ホワイトシティ・セレナーデ」の頃の話だ。

その「ホワイトシティ・セレナーデ」にあるように当時池袋のカプセルルーム、サウナ、シティホテルが合体したビルの地下2階のボイラー室で、24時間勤務をしていたわけだが……昼食と夕食をどうするかという問題があった。


たいした問題ではない……が、いたってたいくつな職場だったので、そんなことでも問題になった。


とはいえ、パターンは決まってくるもので、多分統計を取れば、森永ラブのツナマフィンが第1位を取る事は確実だ。


1970年頃マクドナルドが上陸して、ハンバーガー時代の到来を告げるとロッテのロッテリアや、明治のサンテオレ、同様に森永も森永ラブを展開していった。


結局、サンテオレやラブはなくなり、替わってファーストキッチンやモスバーガーが頑張っているようだ。ファーストキッチンのベーコンエッグバーガーは確かに時々食べたくなる。


ホワイトシティ・セレナーデ」の宣伝もしておこうと思う……創作して面白おかしくしたつもりであるが、基本的に20代の一番暗い時期である。エンディングが失恋だから暗くて当然とも言える。

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