2013年5月17日金曜日

ローン生活13年の歴史 −3−

まあ2000年という年は、東高円寺と森下と職場の府中を行き来する生活だった。

休みの前の日は、府中から森下に直行だったか、彼女が東高円寺に来ていたのか、記憶があやふやになって来ている。

確か森下から府中に出勤した記憶はある。
なんと都営新宿線と京王線は繋がっているから、乗り換えは比較的楽だった。

森下は、都営新宿線の駅だった。
その年の12月には都営大江戸線が開通して、その乗換駅としての森下の役割は大きいに違いないと思っていた。

6月頃に「結婚しよう」と言って、その後いろいろ計画を練った。
マンション購入もそのイベントの一環だった。

駅前に長細い13階建てのマンションが出来て、モデルルームの案内をしていた。
取りあえず参考にしようというノリではあったが、担当者の熱心な説明と彼女の微笑ましい顔、そして交通の利、高層の眺め、インターネット使い放題……段々と私の気持ちも動いて来て、だめ押しとなったのはやはり12月の大江戸線開通だった。

これはその10年後の守谷にも共通するのだが、「これからどう成長していくのかが楽しみな物件」ということである。

後から思えば無謀な買い物だったと思うが、制限がある方が楽しいということもある。

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