2012年4月6日金曜日

MACの想い出2「スーパーディスク」


買って1ヶ月もしないうちにi-Macは5色になる。カラーは我慢できるとしてもCPUが、233MHZから266MHZにアップしている。またCMに使われているのはローリング·ストーンズのシーズ·ア·レインボウというのがちょっと悔しい。
 5色になったi-Macを尻目にバックアップメディアの必要性も感じていたので、Panasonicのスーパーディスクを購入。そして、インターネットをいよいよ開始する事になる。まずNTTに行くのが最初だった。別居してまだ2ヶ月、電話を新たに引かなければならなかった。ISDNにしようか迷ったのだが、ダイアルアップルーターを買わなければならないし、i-Mac内臓のモデムを使わない手はない、と思って普通に契約した。プロバイダーも迷ったが、料金体系的に接続料込みのDIONが分かりやすくていいかと思って決めた。
 i-Macには、インターネットエクスプローラーとネットスケープナビゲーダーの2つのブラウザ、そしてアウトルックエキスプレスとポストペットの2つのメールソフトがバンドルされていた。設定にはかなり戸惑った。プロバイダーから届いた書類を見ながらPOPサーバとかSMTPサーバなど入力していくのだが、なかなかできない。特にポストペットとアウトルックでは多少入力の仕方が異なるのだ。雑誌に書いてあったように自分宛のメールを送り届いたのを確認できた時はそれなりに嬉しかった。

 USBインターフェイスで唯一バックアップメディアとして存在していたのが、このスーパーディスクだった。なおかつi-Macのカラーとも対応していて、買うのはこれしかないと思った。各周辺機器の中で最初に買ったのがこれだった。
 先にも書いたが、i-Macをかって最初にはまったのが、ナノザウルというアクションゲームだったのだが、これがよくエラーが起きてフリーズしていた。原因は、ゲームソフトそのものにバグがあったことが、バージョンアップした時に分かった。バージョンアップ後は特に問題はない。
 とにかくフリーズするごとに強制終了しては再起動の連続で「バックアップしとかないと。」と思って購入に踏み切った。ただ買って思ったが、USBというのはなんて速度が遅いのだろう。ほんの数MBの異動で5分以上かかったりするのだ。のちに2倍速の商品もでたが、バックアップにはUSB以外の方法を模索しなければなあと思う。
 時間がかかってもバックアップできればまだ良いのだが、1999年夏頃からデータ移動中にフリーズするようになってしまい、さっそくパナソニックにメールを出して症状を訴えた。メールはきちんと届いた。アドバイスにしたがいとりあえず購入店に修理を依頼した。2週間ほどして帰ってきたのに症状が改善せず、またもメールを送り修理に出した。何となく良くなった気がしたが、結局元のままだった。しばらくして自分で問題を解決してしまった。と言うよりは自分がその原因を作ったといって良いだろう。1999年4月にUSB MIDI インターフェイスを購入したのだが、それをはずしてやると問題が起こらないのである。パナソニックの方、申し訳ない。

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