2013年10月14日月曜日

故郷富山に戻って1年……なぜ仕事が続かないか - ⒀

最初の趣旨は「なぜ仕事が続かないか」を考える事だったのだが……。

富山復帰後、初の就職とそれにまつわる就職顛末記という内容になった。
なので、その最初の就職先であるメガネ会社で参加した大きなイヴェントを二つ紹介して、このコーナーは幕を閉じようと思う。

まずは、2013年1月10日「新年会」

その日は、1月1日に休み、2日から9日まで8日間働いた後の久しぶりの休日だった。
夕方所属店である中教院前店に顔を出す。実はこの時に店長と話し合い、2月中に退社する事を表明したのだった。

この新年会は、20数店舗の支店の全員参加となる。100名強が集まる場所は、呉羽山グランドホテル、アルコールが入る事もあって、全員宿泊となる。強制参加ではないといいつつ、集まざるを得ない状況だと思う。もうこうなると残業だか、何だか分からなくなる。会社の催し物なら、残業代が出ても……とも思うが、飲食代と宿泊代でそれは帳消しになるのだろう。

大広間での宴会、部屋を変えての2次会、楽しい事は楽しい。度を超えて暴れ回る輩もいない。

宿泊は、和室で5人が一部屋で布団をひいて寝る形だ。部屋割りは、入社年度ごとらしい。私以外の4人は今年入社した連中で、3人は新卒で4月に入った者、1人は中途でその後入った者だった。皆20代だったし、まだ会社に染まってないからか、後輩でありながら、年上の私に結構気を使ってくれる。私にとってみれば息子も同様の年代の子たちと同僚なんだが、何だか本当に同僚のような、まるで修学旅行にでも参加しているような錯覚にとらわれた。

新卒は毎年30人くらい入るが、淘汰されて数人しか残らないようだった。彼らの同輩も数人は辞めてしまって、自分自身さえ今後に不安を抱えているのだった。彼らの疑問に一応私の考えは述べる。おかしな事はおかしいと……。それでも彼らの前で、退職が決まっているという話は出来なかった。カルト教団に飲み込まれて行きていくか、あるいは誰かが体質を変えた新しい組織に生まれ変わらせてくれるか、いずれにしても逃げ出そうとしている老兵には、口を開く資格はないような気がした。

さあ、いよいよこのコーナーも最後だ。
2013年2月14日、「社長誕生パーティー」……うーん、それは次回で!

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