2013年10月9日水曜日

故郷富山に戻って1年……なぜ仕事が続かないか - ⑽

さあ前置きは短めで……

富山に帰郷して就職、初任給が出たのは11月30日。
20日締め、月末払いだから10月21日初日には意味があった事が分った。

銀行振込だ。
そう言えばそのために地元の銀行に口座を作った。

給与明細と一緒にもらった試用期間終了の案内……それは12月20日だった。つまり試用期間は2か月だったことがわかるが、入社時には1ヶ月の人もいれば3ヶ月の人もいる、という曖昧な説明だった。

試用期間には何か作為が感じられたが、気のせいかもしれない。

お茶だし、送迎を極め、次のステップに移行するべく加工の練習、また時計の電池交換などを始めていた。電池交換はきっと器用な人なら苦なく出来るかもしれない。私もけして不器用ではないと思うが、前職では経験なかった分野だし、力の加減も分らず、自分の手を傷つけることはもちろん、時計そのものを壊してしまうのではないか、不安だった。それでも見よう見まねでこなしていたが、もっと腕を磨く時間が欲しかったし、道具などがもっと整備されていて欲しかった。

道具に関しては、眼鏡用の調整工具やネジなどの備品が非常にお粗末に思われた。それは前職場との比較になってしまうが、以前は眼鏡用のネジ、1.4x3.0とか1.4x3.5といった種類のものがきちんと整理されていたし、未使用の新品が多数用意されていた。

ネジ交換の場合、無造作にネジが入ってる容器から、必要なネジを探すところから始まるのだった。

良い意味では古いネジを大事に取っておいて再利用するのだが、いくらネジ交換が無料サービスでも、新しいネジに変わるものだと多くの人は思う筈である。

備品の再利用は、ものによってはエコだったり経費削減だったりするが、そこをけちってどうするの!という所は、ある程度経費をかける必要があるのではないかと思う。

凄いと思ったのは、段ボール紙などを束ねる紐は、一度使って終わりではなくきちんと取っておくし、切れっぱしまで取っておいて結んで使用するのだった。あとは銀行などの紙袋、コンビニのビニール袋も再利用する。

使用しない場所の照明のオンオフはもちろんだが、便座の電源が入っていなかった。コンセントが抜いてあるのである。それは12月に入っても、そのままだったので、さすがにやり過ぎだと思った。というか忘れているだけだと思った。

事実は、会社全体の意向で冬でも便座に電源は入れないのだ。
私の唯一の提案で通ったのは、冬でも便座のコンセントが抜いてある理由を利用者に分るためのPOPが必要だというものだった。

それに書いてあるが、「節電のため」だそうだ。

原発事故を逆手に取って、自社の経費削減に利用しているだけだと思うのは私だけだろうか?

おじいちゃん、おばあちゃんが便座に座って冷たいと感じるのは、それは会社そのものが冷たい会社だからではないだろうか?

試用期間中に辞めるのがいいのではないか?迷っていた。
それを決定づける「除雪作業事件」(事件じゃないが……)は次回必ず!

0 件のコメント:

コメントを投稿