2013年10月15日火曜日

故郷富山に戻って1年……なぜ仕事が続かないか - fin

ざっと、まとめます。
30年、富山を離れ、50歳を過ぎて帰郷して、就職……。
東京でやってたメガネ販売を活かすため、地元の眼鏡店に……。
いろいろあって(過去分参照)、退職することに!

退職予定日の2月20日の直前、「社長誕生パーティー」が14日に開かれた。
最初、冗談だろと思っていたら、会社をあげてのイベントだった。つまり全員参加で、なおかつ社員の家族も招待されている。さらに4月から入社する予定の、つまり新卒内定者が招待されている。

富山第一ホテルの広間で行われるのだ!
兵達は、奥さんを含め、子供達も参加させ、着飾って、祭りのように騒ぐ。
役職者の奥方の挨拶に留まらず、いたいけな子供にスピーチさせる。
「社長、お誕生日おめでとうございます。今日はこのような集まりにお招きいただきありがとうございます」
などと、可愛い声に言わせるのだ。

パーティー半ば、そんな子供達十数人に囲まれてにんまりする社長の姿を見ながら、つい某国の指導者の姿をだぶらせてしまう。

テーブルは役職事に分れている。
私のテーブルは、やはり若い連中が集まっていた。そう新年会で同じ部屋に寝泊まりした連中だった。

6日後に辞めるということをどうしても言えなかった。
「じゃあ、また今度!」
そう言って分れたが、多分今度はないのだった。
確かに別れがたい人たちもいる。
彼らは、頑張って生き残っていくだろうか?
私と同じように去っていくだろうか?

ただ彼らは20代!まだ若い!
こちらは50代。若いとは言えない。でもまだ生きていかなければならないのである。

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