巡礼
2008年
七夕の夜に仲間に別れを告げるパーティーで10年も前の
懐メロを歌い酔いつぶれていたーー
地下鉄に乗って帰路についたけれど
アパートの階段昇ることができず
そのまま眠りについてしまったーー
あれはまだ二十歳過ぎの
一人暮らしに慣れはじめた頃
時はいたずらに過ぎ一人彷徨う旅を
巡礼と名付けてる
秋風の中でユートピアを求め
フローリング仕様のワンルームに住んで
友との絆を感じながらもーー
見つけた恋の終着駅に
幻想とは知らず突き進んでいった
何をやっても楽しさがあったーー
あれはまだ30代やっと逢えた喜びの中
時はいたずらに過ぎ一人彷徨う旅を
巡礼と名付けてる
終着点はスタートポイントでしかないと
幻想から覚めた夜の道
温もりを求めて帰路を歩くけれど
鉛を積めた靴の足取りは重く
三叉路を何度も曲がり損ねたーー
あれはまだ40代少し前の孤独の部屋で
タバコに火を付けて見てる煙の中明日が見えた
時はいたずらに過ぎ一人彷徨う旅を
巡礼と名付けてる
この投稿に付けられたラベル「SONGS X-」とは、ALTVENRYが作成した楽曲の内、2007年8月20日の心臓手術を施し、サイボーグ化された記念日以降に書かれた作品を意味する。その中でも2008年は、初頭に「一月に1曲を発表する」という誓いを立てた。なので、この「巡礼」が11曲目だから、11月の作品ということになる。過去の記録を見ると11月23日にアップされている。11月はThe Who の来日公演があったり、祖母の告別式があったり、かなりのハードスケジュールをこなしていて、この曲を発表した時にはすべて片付いてホッとしていたのだ。
ところがである。12月を待たずして、謎の腹痛に教われる。救急外来に通う事3回、CTスキャン、胃カメラ等を駆使して、腹部に腫瘍が発見されたのは12月の中旬だった。続きはまた次の曲の場で……。この「巡礼」、音楽的には今一の作品なため音源はありませんが、余裕が有ればいずれ……。
ところがである。12月を待たずして、謎の腹痛に教われる。救急外来に通う事3回、CTスキャン、胃カメラ等を駆使して、腹部に腫瘍が発見されたのは12月の中旬だった。続きはまた次の曲の場で……。この「巡礼」、音楽的には今一の作品なため音源はありませんが、余裕が有ればいずれ……。
これは
星空文庫
の
TOKYO EARLY 3 YEARS −1982年−
を参照いただければと思います。まあ、かいつまんで言うとアマチュアロックバンドの名前です。
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