2011年11月13日日曜日

アルバムの中の「私」


アルバムの中の「私」
2008年作
風の音にいやされてるのは
長くつらい旅が終わるから
君と離ればなれになーって
一人サミシサをかみしめてた

安らかなる時のゆりかごは
眠りを誘う振動つづけ
母親の乳房を求めてる
幼子みたいに微睡んでいる

刹那さに心まで
悩まされ涙に暮れてた
あの時からこんな日々が
来るなんて思いも寄らずに
諦めないで時間が心の
澱みを洗い流してく

遠く遙か思いえがいてた
希望にかがやくはずの未来
予測なんてだれにも無意味と
ニュースキャスターは知らない顔

目のまえの嫌なこともいつか
どこか見えないとこに消え失せ
つらく悲しいおもいでひめた
苦しんでいた日々にさよなら

闇の中眠れずに
ラジオのスイッチひねれば
ジョークでさえあたたかな
語り手のやさしさが見える
時には朝を待つのもいいさ
思わぬ景色に出会える

哀しみも喜びも
いつの日か思い出に変るから
過ぎ去る夏を記憶に留めて
ページの中に閉ざして

時にはアルバムめくって今の
「私」と比べて微笑む
 2008年9月、一月一曲プロジェクトの9作目であった。このソフトに歌いかける手法は、その頃の「そばにいるね」等にインスパイアされたのかもしれない。
 8月に異動があって、なぜか千葉に通っていた。2003年頃にも千葉に行っていたので通勤は慣れたものだ。それでも遠い事には間違いない。馬喰町から総武線快速に乗るコースだが、帰りは本八幡から帰ったり、錦糸町から帰ったり、気分で選んでいた。そして乗換駅では数分のゴールデンタイム。これは喫煙時代ならば一服なのだが、吸えなくなってからは、スイート&ドリンク。これで体重が増えず減っていったのは、ひとえに休日のジムとプールのおかげだ。
 8月20日の手術、9月11日の退院も1年経つのだが、不思議なくらい健康だった。
これは 星空文庫TOKYO EARLY 3 YEARS −1982年− を参照いただければと思います。まあ、かいつまんで言うとアマチュアロックバンドの名前です。

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